いつも当院へ来院されてるMさんから緊急の電話。
『大阪から里帰り中のお孫(3歳)が転んで肘痛がってるんだけど今から大丈夫!?』
ディズニーランドに向かう途中で痛めちゃったそうです。
大泣きしながら当院へ来院されました。
大泣きしながら『こんにちは〜』とちゃんと挨拶できるカワイイ女の子^^
骨折ではなく肘内障(ちゅうないしょう)という疾患でした。
【肘内障とは?】
肘の脱とおもわれがちですが、脱臼ではなく肘関節をつないでる靭帯から骨がずれちゃう状態を言います。
2歳から4歳くらいの子供に多く見られます。
一度肘内障を起こすと、クセになりやすいので、子供の手を強くひっぱらないように注意しましょう。
【肘内障の症状と原因】
・肘周辺を痛がり腕を下げたままになります。
・動かすと痛いので、動かそうとしません。
4歳未満の子供はまだ骨が未発達なので、靭帯の輪から骨が抜けやすいのです。
年齢がたてば骨も発達するので小学1年生くらいでほとんど起こらなくなります。
【もし、肘が抜けたらどうすればいい?】
無理に動かしたりせずにまずは当院へお電話ください。
もしくは近くの整形外科や整骨院への受診をおすすめします。
基本的には整復動作は難しくはありません。肘を曲げてくと『コツ』となりますので、それを感じることができればすぐに痛みは消えて動かせるようになります。
当院では、お母さんに肘の整復方法を教えちゃいます。
*あまりにお子様が泣いたり痛がってる場合は骨折も考えられますのでレントゲン検査をすることをおすすめします。
今回のこの女の子も肘を屈曲したさいにコツと入り、その瞬間からさっきまでの大泣きはどこへいったのか、にっこり笑って『ありがと〜』と言ってくれました^^
ディズニーはまた次来た時に連れてってもらってね^^
もし、あなたのお子様が急に肘付近を痛がったりしていたら、それは肘内障かもしれません。
すぐにご連絡ください^^
では素敵な週末を。
お電話ありがとうございます、
幸整骨院でございます。